「二階なのにクモ!?」窓を開けるたび現れる理由と対策5選

害虫対策

「窓を開けると、またクモ…」「ここ、二階だよ?」
そんな経験、ありませんか?
実はクモには理由があって、そこにいるんです。
この記事では、なぜ窓枠にクモが現れるのかなぜ二階にも出るのかを解説。
さらに、今すぐできる対策も紹介します!

なぜクモは窓“枠の中”に潜んでいるの?

1. 窓構造そのものが「隠れ場所」になっている
現代の窓枠やサッシは、見た目よりも内部構造が複雑です。
レールの溝、ゴムパッキンの奥、スライド部分の裏など、小さくても入り込める空間が多く、外から見えない“隠れ家”になります。

2. 体が柔らかく、わずかな隙間にも入れる
クモは関節がなく、体も柔軟。一般的な家庭に出るクモは約1〜2ミリ程度の隙間にも入り込めるとされています。

3. 巣を張るのに最適な“構造”
サッシの角やレール部分は、クモにとって糸を張りやすい形状です。風の通りも少なく、巣が壊れにくいため、定住しやすくなります。

4. 湿度・温度が安定している
窓枠の中は外気に近くても、家の内部と接しているため極端な寒暖差が少ない
この安定した環境が、クモにとって心地よいのです。


なぜ「二階」にもクモが現れるのか?

1. バルーニングで空中移動してくる
小型のクモは「バルーニング」と呼ばれる移動方法で、風に糸を乗せて飛びます。
10メートル以上の高さまで到達することもあり、二階や屋根に着地するケースも多いんです。

2. 壁や配管を使って登ってくる
クモは小さな凹凸さえあれば、垂直の壁や雨樋、電線すら登れます。
外壁のクラックやサッシ周りから、二階に自然と到達するのは珍しくありません。

3. 夜の明かりに集まる虫が目当て
夜、窓の明かりに小さな虫が集まると、それを追ってクモもやってきます。
二階でも、虫が多ければクモも集まる=自然な流れです。

4. 家の中から移動している場合もある
家の中にいたクモが、天井・壁を伝って二階へ移動し、外の光を目指して窓枠にたどり着くこともあります。
移動範囲は意外と広く、上下階を自由に行き来します。

クモを防ぐ!効果的な5つの対策

1. 隙間を塞ぐ
サッシやレールのわずかな隙間が、クモの出入り口になります。
すき間テープやパッキン材でしっかり密閉し、侵入をブロックしましょう。


2. 網戸を点検
ほんの小さな破れでも、虫の侵入口になります。
クモの餌となる虫を防ぐ=クモが寄りにくくなる第一歩です。
必要に応じて、張り替えや補修を。


3. 忌避スプレーを活用する
クモが嫌う天然成分(ハッカ、ミント、シトロネラなど)を使ったスプレーを、
窓枠や外壁などに吹きかけるだけで効果があります

ゴキブリ対策にも効くので虫が苦手な人には特におすすめ!

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※小さいお子様やペットがいる家庭でも使える、低刺激タイプが安心です。


4. 掃除をこまめに
巣・虫の死骸・ほこりは、クモが「ここ住める」と感じる原因に。
窓周りやサッシの掃除を定期的に行うことで、巣作りを未然に防げます。


5. 外灯を見直す
夜間の光に集まる虫を減らすことで、クモも寄りにくくなります。
LEDライトや虫が寄りにくい照明への変更を検討すると◎。


よくある質問(FAQ)

Q1. クモは殺していいの?
➡ 無理に殺す必要はありません。できれば外に逃がすのがおすすめ。

Q2. どの季節が多いの?
➡ 春~秋に活発ですが、冬でも完全にはいなくなりません。

気温が25℃くらいから活発になってくるイメージがあります。


まとめ:理由を知れば、防げる!

クモが二階や窓枠に現れるのは、すべて「理由」がある行動です。
それを知れば、適切な対策もすぐに始められます。
今日からできる簡単な工夫で、快適な暮らしを取り戻しましょう!

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