手首の悲鳴は突然に
「もっと重いダンベルを持ちたい」 順調に宅トレの沼にハマり、扱う重量が上がってきたある日のこと。ダンベルプレスで持ち上げた瞬間、手首に「ピキッ」という嫌な違和感が走りました。
「あ、これヤバいかも」
ケガをしてトレーニングができなくなるのは絶対に嫌だ。でも、今のバイト代じゃジム代も払えないし、プロテイン代でカツカツ……。 本当は、ジムで見かけるムキムキの人たちがつけている「ゴールドジム」のロゴが入ったリストラップに憧れます。でも、高い。今の私には高嶺の花です。
そこでAmazonを徘徊して見つけたのが、今回紹介する格安リストラップ「FERRY(フェリー)」でした。 「安かろう悪かろう」を覚悟してポチりましたが、気づけばもう1年も使い続けています。今回は、この格安ギアの実力を、良いところも悪いところ(主に見た目)も含めてレビューします。
商品概要:あえて「FERRY」を選んだ理由
Amazonで検索すると無限に出てくるトレーニングギアですが、私がこれを選んだ決め手は完全に「コスパ」です。
- ブランド: FERRY(フェリー)
- サイズ: 長さ約50cm × 幅約8cm
- 色: ブラック/レッド
- 材質: ナイロン、スパンデックス
見た目は黒と赤で、そこそこ「強そう」な雰囲気を出しています。長さ50cmは手首に2周〜3周ほど巻ける長さで、固定するには十分なスペックです。

1年使ってわかった「機能」の実力
結論から言うと、「機能としては十分すぎるほど仕事をしてくれている」です。
「ガッチリ感」は本物か? 3,000円の製品と比較して思ったこと
一番心配していたのがホールド力ですが、結論から言うとかなりしっかり固定されます。 これを巻いてからダンベルプレスをした時の「手首がグニャッといかない安心感」は段違いでした。「手首が守られている」という精神的な余裕ができるせいか、以前よりも思い切って挙上動作に集中できるようになりました。(※あくまで個人の体感です)
ただ、購入前に気になって、3,000円前後する有名メーカーのリストラップともスペックを比較してみました。 あちらは価格が高い分、以下の点で違いがあるようです。
- 保証期間(万が一壊れた時の安心感)
- 素材(より硬く、劣化しにくい)
- 長さ(手首が太い人でもガチガチに巻ける)
正直、手首をギプスのように固める「ガチガチの固定力」や、長く使うための「手厚い保証」を最優先にするなら、迷わず高い方を買ったほうが幸せになれると思います。 ですが、私のような「自宅トレーニー」や「まずはリストラップを試してみたい」というレベルであれば、このFERRYのコスパと性能で十分戦えると感じました。
マジックテープが意外と生きている
安いリストラップでよく聞くのが「マジックテープ(ベロクロ)がすぐダメになる」という話。 これに関しては、そろそろ使用歴1年になりますが、今のところ勝手に剥がれたりする気配はありません。 バリバリッ!という音とともに、毎回しっかり張り付いてくれています。耐久性に関しては、私の当たりが良かったのか、あるいはFERRYが優秀なのか、合格点をあげたいです。

正直なデメリット:見た目の「劣化」
機能面では褒めましたが、見た目に関しては値段相応の「弱点」があります。これを許せるかどうかが、購入の分かれ目です。
「糸」と「毛玉」問題
使っていくうちに、どうしても「毛玉」ができたり、「糸のほつれ」が垂れてきたりすることがあります。

正直、ゴールドジムのような高級品に比べると、生地の劣化は早い気がします。 でも、よく考えてみてください。ここは実家の6畳間。 誰に見せるわけでもない「完全なる宅トレ」です。機能が死んでいないなら、見た目が多少ボロくても誰も気にしません。 私は「これもトレーニングの勲章だ」と開き直っていますが、ジムでドヤ顔をしたい人には向かないかもしれません。
匂い対策:洗濯機で洗える?
リストラップで気になるのが「汗の匂い」ですよね。 私の管理方法は以下の通りです。
- 汗を直接拭かない: リストラップで額の汗をぬぐう癖がある人は要注意。私は絶対にやりません。
- こまめに洗濯: 私は週に2回ほど、ネットに入れて洗濯機で洗っています。
メーカー推奨の洗い方ではないかもしれませんが、私の場合はこれで型崩れや著しい劣化は起きていませんし、嫌な匂いも今のところナシです。 「ファブリーズ」などを併用すれば、さらに清潔に保てると思います。
「グローブセット」にしなくて正解だった話
購入時、よくある「トレーニンググローブとリストラップが一体型になったやつ」と迷いました。お得感がありますからね。 でも、結果的に「別々(リストラップ単体)」にして正解でした。
理由は「夏場の汗」です。 グローブ一体型だと、どうしても手が蒸れます。リストラップ単体なら、必要なセットの時だけ巻いて、インターバル中は外して手首を涼ませることができます。 特に日本の夏、エアコンのない部屋でトレーニングする学生にとって、この「通気性の確保」は死活問題でした。

お得感あって良いんですけどね~。
まとめ:最初はこれでいい。こだわりは後から。
FERRYのリストラップは、
- これから高重量に挑戦したいけど、予算がない
- 誰にも見られない宅トレ環境である
- ブランドよりも「実用性」重視
という私のような学生トレーニーには、最適解の一つだと思います。 もちろん、長く続けていけば「もっとカッコいいのが欲しい」「ブランド物にこだわりたい」という欲が出てくるでしょう。それは、社会人になってお金に余裕ができてからで良いかな、と私は思っています。
まずはこの相棒と一緒に、安全第一でダンベルと向き合っていきます。 壁に穴を開けないように気をつけながら……。


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