はじめに:置き配が「標準」になる時代へ
2025年6月、国土交通省は宅配便のルールを見直し、「置き配を基本にする」方向で制度改定を検討中です。今後、手渡しはオプション扱いとなり、追加料金(100〜200円程度)が必要になる可能性があります。
これにより、私たちの「食品の受け取り方」も大きく変わることになります。
食品の配達は置き配されるのか?

結論:常温食品は、ほぼ置き配
- レトルト・乾物・缶詰・お米などの常温食品は、玄関前や宅配ボックスへの置き配が一般化
- 在宅・不在にかかわらず、基本は置き配(無料)
- 通知が来たらできるだけ早く回収することがポイント
アイスや氷など冷凍食品はどうなる?
置き配できる場合と、できない場合があります。
① 在宅が確実な場合
- 配達員が保冷剤入りのクールボックスに入れて置き配
- 通知後すぐに回収できれば、アイスや氷も対応可能
- 追加料金なし(無料)
② 在宅かどうか分からない場合
- 品質保持のため、手渡しを選ぶ必要あり
- 今後は追加料金(100〜200円)がかかる見込み
- 確実に受け取れないと溶ける・腐る・盗まれるリスクあり
③ 専用の冷凍宅配ボックスがある場合
- −18℃対応の冷凍宅配ボックスがあれば、置き配可能
- ボックス設置費や電気代が必要になるケースもある
消費者が気をつけたい3つのポイント
- 通知後すぐに受け取れるようにする
- 冷凍・冷蔵食品はできるだけ在宅で受け取る
- 宅配ボックスを活用する(必要に応じて冷凍対応のもの)
まとめ
食品の種類 | 置き配対応 | 備考 |
---|---|---|
常温食品 | ◎(無料) | 一般的に置き配可能 |
冷蔵食品 | △(条件付き) | 保冷ボックス使用時のみ |
冷凍食品(アイス・氷) | ◯ or ✕ | 在宅か宅配ボックスが必要/不在なら有料手渡し推奨 |
食品も原則「置き配」が基本となる時代に入りましたが、アイスや氷といった冷凍食品は、状況に応じて手渡し有料の選択も必要になります。
これからの宅配スタイルは、「自分のライフスタイルに合わせて選ぶ」ことが大切です。
参考:
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